忍者ツールズ

Entries

HGBF「チナッガイ」を組んだわけですが

先週末の土曜日に秋葉原工作室がガラガラなのでみんな来て~とのことなのでAzrielさんと秋葉原で落ち合って行って来たんですが、その際に組んじゃいましたHGBFチナッガイ。

まぁ実際のところ「すーぱーふみな」からどの程度進化したか多少は興味あったものの、どちらかというと自分で組む気はなくて、Azrielさんに押し付けようかとかも考えていたんですが、先を越されて押し付けて頂けたワケでwww

それじゃあせっかくなので組んでみましょうと組み立ててみたんですが、ガンプラとしてはともかく、可動する美少女プラモとしての視点では見事な退化を遂げていたのでした。

もちろんところどころ意欲作ながら試行錯誤の悪影響もみられた「すーぱーふみな」から進歩した部分がなかったワケではないんですが、全体的には「こんなに大仰な関節構造にしておいて、ナゼに外装で可動を殺しにかかる?」という疑問を終始感じる構造に。

ときに「すーぱーふみな」組んだときには「うわーすげー(棒)」とそれなりに感心した顔周りのパーツ構成ですが、個人的にはこの手の美少女プラモの顔構成については既にコトブキヤのフレームアームズ・ガール/メガミデバイスで正解が出ているように思います。
最初からパーツに瞳や眉(更に最近だと頬のチークまで)の印刷がされていて、それとは別に塗装派用にのっぺらぼうの顔パーツが付く。これで十分だと思います。そしてバンダイならこれは出来る筈の技術。

それに対して「チナッガイ」の顔パーツ構成は「すーぱーふみな」準拠(最近だとむしろフィギュアライズバスト準拠と言った方が判りやすいかも)な眉と瞳を別パーツ化して裏から填め込む形式。ちなみに瞳が最初から色分け済みなフィギュアライズバストだとこれも有効なんですが、「すーぱーふみな」や「チナッガイ」だと流石に難しいのでココはシールで再現するように。なお「チナッガイ」では瞳パーツの上にクリアパーツを重ねる「すーぱーふみな」方式と、クリアパーツなしの選択式になっているのは、まぁ親切なのかも。

だけど肝心の瞳パーツが瞳パターンのモールド入り。これってパッと見には親切なんだけど、いざ実際に塗装しようとすると邪魔なコトこの上ありません。瞳シールだって貼った際にデコボコしちゃうし。どちらかというと余計なお世話であり、それならモールドなしの瞳パーツも付けたほうが遥かに親切です。
なおコウサカチナ準拠で眼鏡っ娘な関係上、眼鏡パーツはフレームのみのものとクリアパーツの2つが入っており、これはちゃんとした親切になっています。フレームのみの方もちょっと太めとはいえ無改造でかけてもあまり違和感はありません。

チナッガイ(一応素組み)

さて次に全身の関節構成について、結果的に酷評になってしまいますが個人評を。

首関節。上下二箇所のボールジョイント接続になっていますが、胸部側のボールジョイントは回転以外ほぼ動きません。なのでアゴを引くなどのポーズ矯正にはかなり制限がかかっています。

肩関節。前で両腕をクロスできるように肩には引き出し式の受けパーツがあり、腕部がボールジョンと接続です。しかし肩側に取り付けるフリルが軟質樹脂ではあるものの、この引き出しパーツの可動を見事に殺しており、腕を胸の前でクロスさせようとすると肩が抜けます。設計スタッフはPC上でのみ設計して試作パーツとかでの検証はしなかったのでしょうか?

肘関節。二重関節とか採用していますがデザイン上の制約で90度曲がるかどうか程度。これならメガミとかFA:Gと同構造で十分すぎるじゃないですか。しかも関節部分が露出するので見栄えも良くありません

手首。一応ボールジョイント接続ですが左右のスイング+α程度にしか動きません。あとアッガイ腕の方は中央のビーム砲(?)が3mm径の穴でビームサーベルとか差し込めるらしいですが、本当に只の穴なんでサイズ的には非常にそっけなく見えてしまいます。パッケージアートだとちゃんと砲身のぞいてるんですけどね。

胴部。鳩尾と腰部分がボールジョイント接続ですが、上からいろいろゴテゴテと付くので左右のスイングしか出来ません。

股関節。非常にゴツいです、良く言うならば安産型の骨盤?そのくせ腰パーツが無神経なフェチズムの欠片もない形状のおかげ(男子高校生の劣情を掻き立てるようなことはまずないかとwww)で太股の可動範囲がかなり殺されます。挙句にその上から装着するキュロットスカートで可動はほぼ完殺されます。もとのデザインにも問題はありますがもうちょっと検討の余地はあったんじゃなかろうかと。

膝関節。な~に考えているんだろうと、もっと簡単に、もっと単純に遥かにラインの綺麗さと可動範囲を両立できるのに、変な改変で直立しているときはともかく、膝を曲げるとそこからミサイルでも発射できちゃうんだろうかという要らぬ疑念を抱く形状に。素直に「すーぱーふみな」のままで十分だったんですけれど。

足首。ここは軟質樹脂の球体関節採用して逆に自立安定性が低下した「すーぱーふみな」から改善されて普通の球体関節で普通に動きます。ただまぁ「チナッガイ」だからか脛から足首のラインが残念なことになっており「あれ、俺ハイモック組んでたんだっけ?」という気にさせられます。男子高校生の劣情を掻き立てるようなことはありえませんのでご安心を。

そして素組みでとりあえず完成はさせましたが、各部パーツがお構いなしにポロポロ外れるのでストレス貯め込みまくれます。全身の主要関節にFA:Gマテリアの腰が憑依したんじゃないかと。

そんなこんなでサイズは「すーぱーふみな」と同じでメガミやFA:Gより一回り強大きいんですが、可動に関しては遠く及ばず(というか比較対象外)ただ漫然と肥大化してダメになっちゃった感が強いかと。

結局のところ「チナッガイ」の素組み完成後、そこに可愛さとか格好良さとかを見出すことが出来ず、チナの頭部だけを「すーぱーふみな」軽装Ver.に移植して「すーぱーちな」として落ち着くこととなるのでした。

すーぱーちな軽装Ver.

たぶん今後リリース予定の「はいぱーギャン子」や「ういにんぐふみな」はもう間に合わないと思いますが、開発スタッフ勢にはガンプラという自社製品の狭い枠に囚われず、可動美少女プラモのあるべき姿を見直し猛省して欲しいところですね。
スポンサーサイト
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://releasepentagram.blog37.fc2.com/tb.php/872-b90b3a67

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

プロフィール

まことbis

Author:まことbis
Twitter:@makoto_bis

東京都の○○区在住のしがないガチャ改造モデラー(?)です。
昔はプラバン使ったフルスクラッチがメインで「プラバンの魔術師」を自称してましたが、やっぱり趣味に時間が取れなくなると気軽にできるガチャ改造のほうがやりやすくって…

メカ/キャラ共にまんべんなく手を出していますが、とりあえずのフェイバリットはボールジョイントなどを使用したアクションフィギュア化改造です。
その関係上、新製品レビューでの視点は、あくまでも改造の素体と割り切り、どう弄ればより良くなるかという方向性が主ですので、予めご了承下さい。

あと、新製品だろうとレアな限定品だろうと自分が気に入らないとあっさりと改造しちゃう件についてもご了承願います。

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索