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パシフィック・リムをやっと観れたのだけれど

「アレは是非映画館で観るべき」と奨められてはいたんだけれどちょっと時期を逸してしまい、昨晩地上波初放送でのTVでやっと『パシフィック・リム』を観ることが出来ました。

基本的には面白かったし、巨大ロボットであるイェーガーもKaiju達もデザイン的には好きだったんだけど、でも両手を上げて大絶賛まではいかなかったというのが率直な感想。

では何故「両手を上げて大絶賛」までいかなかったかを自己分析したところ、その原因は監督であるギレルモ・デル・トロ氏と自分との巨大ロボット及びKaiju=怪獣に対する拘りのベクトルの差異(おそらく「温度差」ではない)じゃないかという結論に。

そんなワケでちょっとその「ベクトルの差異」がどんなものなのかを今回は書いてみようかな?と。
※ちなみに今更ながらネタバレ的な表現も多々あると思うので、今を以ってまだネタバレして欲しくない人は注意!

■イェーガーについて
基本的に時代設定は現代〜ほんのちょっと未来(今から数年後程度)という前提で、各国で建造された対Kaiju用巨大ロボット兵器=イェーガーのデザインや能力については結構妥当なところだろうなと思ったし、主役級のジプシー・デンジャーや、ストライカー・エウレカ、クリムゾン・タイフーン、チェルノ・アルファもそれぞれ動くと格好良さがわかる感じで良かったとは思った。

操縦方法についてもパイロットとコ・パイロットとのリンク(ニューラル・ハンドシェイク)した上で神経接続(ドリフト)しての人体の動きトレースというのは、実は高速で機体を動かすには不利な方法では?(例えていえばバーチャロンで自分が操っているバーチャロイドの動きをイェーガーと同じにされたら、絶対あんな動きできないし)とは思ったんだけれど、まぁそのギミックが作品のストーリー進行にも密接に関わっているので、これの是非を問うのは野暮ってもんでしょ?

また駆逐すべきKaijuの体液が非常に有害であるために体液を撒き散らさないように火器よりも格闘重視というのも理由付けとしては理解できる。まぁそれでも最新型であるはずのストライカー・エウレカの必殺兵器がミサイルであったり、ジプシー・デンジャーの武器にも熱で焼き切るようなものではないチェーンソードが搭載されていたりと完全に徹底されてはいなかったけれど。

最大の違和感というか価値観の相違は、巨大ロボットに対する気持ち的なものなのかな?
日本だと自分が乗っているロボットとかに愛着を見出してきて、どうしてもこれしか方法がない的な自爆はあるけれど、アメリカ産だとワリと定番に最後の手段としての自爆が多いように思う。っていうかそもそも機能としての自爆機能が実装されているよね。
おそらくこの辺が言霊信仰のある日本人と、人型のロボットであっても=道具的な文化を持っているアメリカとの差異なんじゃないかな?と思うところ。

だからたぶん「パシフィック・リム」の最後、ジプシー・デンジャーは主機である原子炉をメルトダウンさせて自爆し、海底に開いたゲートを閉じて脱出ポッドのみ戻ってくるけれど、日本でシナリオ書いたら自爆に準ずるような攻撃でゲートを閉じ、満身創痍ではあっても戻ってくるんだろうな、と思ったワケです。

■Kaijuについて
ギレルモ監督のKaijuに対する拘りとして「あくまでも生物であること」、「着ぐるみを意識して中に人間が入って動かせるデザインであること」があって、特に後者については如何にも特撮好きなんだなぁって思うんだけど、拘りの対象となっているKaiju=怪獣の世代が自分とは異なっている為になんか物足りなさを感じたというのが正直な感想。

実際のところ「生物としては」超越した能力は持っている(オオタチが瞬時に前肢を翼に変形させて飛翔したり)んだけど、でもあと一歩のところで抑えちゃっているのが個人的には残念。
その設定的な制約で強酸を吐いたりEMP攻撃をする個体は居るけれど、せっかくカテゴリ1〜5という脅威に対するクラス分けもされているのに、外観以上の能力の際立った差異が見られなかったのが勿体ないんだよな。

『パシフィック・リム』におけるKaijuは自然発生した怪物ではなく異世界の知的生命体「プリカーサー」の生体兵器としてクローニングにより生み出されて侵略行為のために送り込まれている設定、ならばそこはもうちょっとはっちゃけちゃって、それこそ光線技も当たり前、生体ミサイル乱舞くらいしたって良いじゃないと思うのはやはり自分が超獣好きなのが原因なんだろうなとは思う。

でもそういうはっちゃけた部分がなかったから、最後に現れた唯一無二の「カテゴリ5」ラスボス的存在である筈のスラターンですら他のKaijuよりも「ちょっとだけ大きくて」「ちょっとだけ耐久力もある」くらいにしか感じられなかった。
それこそスラターンには「生物ではあるけれど」今まで登場したイェーガーの能力や武器がコピーされてイェーガーに向けられるくらいしても良かったのに。

でもそこまで強いとジプシー・デンジャーがゲートに辿りつけない恐れはあるけどねwww
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まことbis

Author:まことbis
Twitter:@makoto_bis

東京都の○○区在住のしがないガチャ改造モデラー(?)です。
昔はプラバン使ったフルスクラッチがメインで「プラバンの魔術師」を自称してましたが、やっぱり趣味に時間が取れなくなると気軽にできるガチャ改造のほうがやりやすくって…

メカ/キャラ共にまんべんなく手を出していますが、とりあえずのフェイバリットはボールジョイントなどを使用したアクションフィギュア化改造です。
その関係上、新製品レビューでの視点は、あくまでも改造の素体と割り切り、どう弄ればより良くなるかという方向性が主ですので、予めご了承下さい。

あと、新製品だろうとレアな限定品だろうと自分が気に入らないとあっさりと改造しちゃう件についてもご了承願います。

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